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Macの「ショートカット」で使用される変数の種類
ショートカットエディタでは、変数は青い楕円状のトークンで表示されます。多くのアクションにはあらかじめデフォルトの変数が含まれています。それらの変数を変更したり、独自の変数を追加したりしてアクションをカスタマイズできます。
![ショートカットエディタでの変数例。](/https://help.apple.com/assets/6712D663A5C9C17B38070C34/6712D6680716C7F2C008E7B0/ja_JP/1a612e8c30e3532b76e1f2768ef62ecd.png)
「ショートカット」の変数には次の3つの種類があります: マジック変数、特殊変数、および手動変数。
マジック変数
すべてのショートカットで、各アクションの出力をマジック変数として使用できます。手動変数(後述)とは異なり、マジック変数はアクションの出力をあとで使用するために保存する必要がありません。アクションの出力を選択するだけで、変数として後続のアクションで使用できます。生成元アクションのアイコンが表示されるため、マジック変数は視覚的にも使いやすくなっています。
ただし、変数を本当にマジカルなものにするのは、変数の種類を変更できる機能です。マジック変数をクリックしてフォーマットを変更したり用途の詳細を指定したりできます。詳しくは、Macの「ショートカット」で変数を調整するを参照してください。
ほとんどの場合、マジック変数を使用することでショートカットの構築が簡単になるため、手動で変数を作成するよりも望ましい方法です。例えば、静的テキストまたは数字を使いたい場合は、「テキスト」アクションまたは「数字」アクションを追加してから、「テキスト」や「数字」の出力をマジック変数としてあとのショートカットで呼び出します。
特殊変数
特殊変数はテキストフィールドまたはパラメータの設定(「毎回尋ねる」変数のパラメータの設定を置き換えるなど)に追加できる変数です。Controlキーを押しながらテキストフィールドまたはパラメータの設定をクリックすると表示されるコンテクストメニューから特殊変数を適用ですきます。よく使用されている特殊変数には次のようなものがあります:
毎回尋ねる: ショートカットの実行時に、その位置にテキストを入力するように求めます。
クリップボード: ショートカットの実行時に、最後にコピーしたコンテンツを挿入します。
現在の日付: 環境設定に合わせてフォーマットされた今日の日付と時刻を挿入します。
ショートカットの入力: ショートカットの開始時に渡された入力を取り込みます(別のアプリで実行するように設定されたショートカットに適用)。
詳しくは、アクションに特殊変数を追加するを参照してください。
手動変数
手動変数では、あとで変更される可能性のある値(現在の時刻など)を保持したり、既存の変数に情報を追加したりすることができます。例えば、ワークフローの入力として受け取ったコンテンツに現在の日付を追加することができます。
マジック変数および特殊変数とは異なり、「変数を設定」アクションまたは「変数に追加」アクションを使用して手動変数を追加することができます。「変数を設定」では、新しい変数を初めて設定したり以前に格納した変数を上書きしたりすることができます。「変数に追加」では、複数のコンテンツを同じ変数に追加できます。ショートカットの実行ごとに変数の末尾に追加していくことで、データを順序付きリストとして格納します。
![ショートカットエディタの「変数を設定」および「変数に追加」アクション。](/https://help.apple.com/assets/6712D663A5C9C17B38070C34/6712D6680716C7F2C008E7B0/ja_JP/80dba19e1d7dd9d834c539ae0e82ad83.png)
変数を手動で設定すると、ショートカットが長くなって読みにくく傾向があります。ほとんどの場合、手動変数は必要ありません。マジック変数および特殊変数なら同じ作業の多くをより簡潔に実行できます。例えば、「リスト」アクションに変数を配置しておき、あとで変数を取得することにより、「変数に追加」の機能のほとんどを複製できます。
詳しくは、アクションに手動変数を追加するを参照してください。