Macのアクティベーションロック
アクティベーションロックは、万一Macを紛失したり盗まれた場合に、第三者に使われないように保護するしくみです。
アクティベーションロックがかかっていれば、たとえ紛失したり盗まれたりしてもMacは安全に守られ、取り戻せる確率が高くなります。アクティベーションがかかった状態では、Apple Accountのパスワードやデバイスのパスコードを入力しない限り、誰も「探す」を無効にしたり、Macを消去したり、Macを再アクティベートして使ったりできません。たとえ持ち主がリモートからMacのデータを消去したとしても、第三者が持ち主の許可なくMacを再アクティベートすることはできません。この機能は、「探す」をオンにして、Apple Accountのメールまたは電話番号とパスワードを覚えておくだけで活用できます。
アクティベーションロックを有効にするには、「探す」を有効にします。
Macがアクティベーションロックのシステム条件を満たしている場合は、「探す」を有効にするだけでアクティベーションロックが有効になります。「探す」が有効になっている限り、アクティベーションロックも有効です。「探す」について詳しくはこちら。
Appleメニュー >「システム設定」の順に選択します。
サイドバーで自分の名前をクリックします。
右側で「iCloud」をクリックします。
macOS Sequoiaでは、「iCloudに保存する項目」の横にある「すべて表示」をクリックします。次に、「Macを探す」をクリックしてオンにします。macOS Sonoma以前では、右側で「その他のアプリを表示」ボタンをクリックし、「Macを探す」をクリックしてオンにします。
アクティベーションロックを無効にするには、「探す」を無効にします。
アクティベーションロックを無効にするには、「探す」を無効にします。
Appleメニュー >「システム設定」の順に選択します。
サイドバーで自分の名前をクリックします。
右側で「iCloud」をクリックします。
macOS Sequoiaでは、「iCloudに保存する項目」の横にある「すべて表示」をクリックします。次に、「Macを探す」をクリックしてオフにします。macOS Sonoma以前では、右側で「その他のアプリを表示」ボタンをクリックし、「Macを探す」をクリックしてオフにします。「探す」を無効にできない場合
画面の案内に従って、Apple Accountのパスワードを入力します。
「探す」を無効にできない場合
iCloudの設定で「探す」を無効にできない場合は、アクティベーションロックを無効にするための以下のほかの方法のいずれかを実行します。
「すべてのコンテンツと設定を消去」機能を使用して、Macを消去し、工場出荷時の初期設定にリセットする。
ほかの人から譲り受けたMacにアクティベーションロックのウインドウが表示され、ほかの人のApple Accountの入力を求められる場合は、おそらく以前の持ち主にアクティベーションロックを解除してもらう必要があります。
アクティベーションロックのシステム条件
アクティベーションロックは、Appleシリコン搭載のMacコンピュータおよび Apple T2セキュリティチップを搭載したMacコンピュータで利用できます。その他の条件:
Appleシリコン搭載のMacでは、セキュリティポリシーが「完全なセキュリティ」(デフォルト設定)に設定されている必要があります。
T2チップ搭載のMacでは、起動セキュリティが「安全な起動」に設定され、「外部メディアまたはリムーバブルメディアからの起動を許可しない」が選択されている(デフォルト設定)必要があります。